道標 2人の「おじ」 vol.2

坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士®︎のたぁです。

前回の
自分たちが影響を受けた
「おじ」の話の続き、
2人目は
たぁの岩のような父の妹の旦那さんの
「おじ」です。

その「おじ」は
横浜で自営業をやっていたおじさん。
たぁが幼い時から数えたって
忙しくて会えるのは数年に一度。
拓磨呂とは指で数えられる程度です。

おじさんは、柵が無く
お酒を嗜む人で
飲むととても陽気で面白く、
とっても早起きでコーヒー好き。
朝会うと、夜とは全くの別人。笑

横浜に遊びに行くと
長期滞在させてもらって
おじさんは、色んなところに
連れて行ってくれました。
夜ご飯の時には、お酒を飲みながら
気さくに色んな話をしてくれました。

とにかく色々な話をしましたが
中でも思い出に残っているのが...

高校生の時に言われたこと。
「靴は大事にしなくちゃね。
人はまず足元をよく見るんだ。
一足を履き潰さないで
何足かを大切に履き回すんだよ。」
営業でまわる
自分の足を守ってくれる大事な靴。
確かにおじさんは
いつも靴がきれいで
こういう人が社長になるんだなぁ、
なんて思いました。

自分たちも
靴、大事にしています。

大人になって言われたこと。
「人はお酒が入った時こそ
本音が出る。
仕事のことでも、ここぞ!
って時は酒を飲んで話すのも良いよ」
その時は、特に何にも思っていなくて
拓磨呂と2人で「へー」という感じ。
確かにお酒は飲めた方が
良いかもしれませんね。
しかし、これ活かしきれてない。笑

もう1つ。
職人として修業中の自分たちに
「修業して
やりたいことをやり抜くんだったら
早く1人前になって
独立した方が良いよ」
親戚の中で...というか
こんなことを言われたのは
初めてでした。

お酒を飲みながら、
自営業ならではのお話も
たくさん聞かせてくれましたが
拓磨呂には、
この言葉が1番印象深いそうです。

自営業のおじさんだからこそ
発せられた言葉。
その5年後くらいに
実際に自分たちは独立しました。

独立してから会える機会なく
自分たちの仕事の話も出来ず
おじさんは他界。

伝わっていたとは思うけど
お酒を飲みながら、近い距離で
自分たちの思いを
たくさん聞いてもらいたかったなぁ、
おじさんと共感出来ることを
見つけたかったなぁ...
なんて思います。

おじさんとの会話は
ふとした時にすごく思い出します。

十勝で生きることになった拓磨呂には
身内が1人もいません。

そのせいか
みんなに大切にされて
拓磨呂自身が
肌で感じていると思います。
孤独と感じていても
ひっそりと味方になってくれる
背中を押してくれる
強い味方がいました。


Project  ATKが多大な影響を受けた
そんな2人の「おじ」のお話でした。

Project ATK

北海道/十勝/芽室 建築士2名がじっくり手掛ける 唯一無二の住まいづくり

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