やった

坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士®︎のたぁです。

怒涛の現場は順調です。
流れ作業で進めており、
フロアー合板張りを担当しました。

得意な作業ではあるものの
普段は
自分たちだけで仕事をしているので
自分たちが一体どのくらいの
スピードとクオリティを
持っているのか比べるものもなく。

良い機会なので、
今回くらいの面積だと
他の大工さんならどれくらいの
時間で張りきるのか聞いてみました。

すると、
居合わせたスピード自慢の人は
「俺なら1日仕事だ」
と言っていて、
とても敵わないなぁと思いました。

自分たちは
決してスピード自慢の大工ではなく
なるべく現場内を汚さず
作業に対しても心配症で
割と慎重派の全く別の種類の大工。

ここで細かく説明しても
伝わらないでしょうが、
フロアー張りは
割り付けと墨出しが最も重要で
今回の様に
変則の寸法があれば尚のことです。

そして今の住宅は
開口部には敷居がないので
すべての部屋のフロアーが
途切れず繋がっていきます。

乱張りのたて目地だって
くるいなく通したい
(そこまで見ている人は
いないかもしれませんが...)。

そんなこんな他にも考えたら
敵うわけがありません。
かといって、
自分たちのやり方を
曲げることも出来ないので。
しかしながら、
「1日仕事」と聞いてしまったので
心の中でふつふつと
やるしかないなぁ、
なんて思ったりして。

自分たちは
2人でじゅうぶんに確認しながら
墨出しをして
たぁがフロアー材を加工、
拓磨呂がひたすら張る、
という進め方。
2人作業に置き換えると
「半日仕事」にしなければ
同等ではありません。

結果は...
約半日で張り終えました!!!
2棟目は
もうちょっと早くなっていました。
もちろんやるべきことは
曲げることなくに通しました。

1+1=∞

早いけど汚い
丁寧だけど遅い
丁寧で早い

どれも非常に難しい。
汚くて良いから早くやって
と言われても出来ないし、
汚い人にきれいにやって
と言っても出来ないもの。

結局誰と比べることなく
正解は自分自身の中にあるものと
思っています。

今回は
久々に褒められました。笑
褒められ慣れていないので照れた。
ご褒美に
フロアー張りに使う道具を
貰っちゃいました。

フロアーをたたく専用の道具。
普段は後ろに写っている
ナラ材を使っていました。
非常に照れましたが
素直にありがたくいただきました。
これから大事に使っていきます。

もっともっと成長していかねば。

Project ATK

北海道/十勝/芽室 建築士2名がじっくり手掛ける 唯一無二の住まいづくり

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