寡黙な志士、家建士®︎の拓磨呂です。
明日から
甥っ子が就職先の工務店で働きます。
正式採用は4月かららしいので
それまではアルバイトとして。
自分たちが大工なので、
とりあえず
よく使う道具等を
買いに連れていったり、
釘袋を使いやすいように
セットしたりしました。
明日会社に行ったら、
きっと驚かれることでしょう。笑
甥っ子は実家暮らしなので
ご飯のことや着る服がないなどの
心配が無いのは恵まれています。
そのぬるい環境のなかで
一人前になれるかどうかは
やはり自分次第。
俺は、身内が近くにいたら
甘えてしまいそうだったし、
干渉されたくなかったので
親に相談もせず
勝手になんでも決めてきました。
なので間違っていたことも多く
一人前になるまでに
随分と遠まわりしたけど、
全然後悔はしていません。
俺の中では良い思い出として
働き始めて何年間かは
食べるのもやっとな給料で
大工は道具も買わないとならないし
作業着や靴はすぐボロボロになるし、
車も維持しないとならないしで
とても大変でした。
削れるのは食費くらいなもの。
米があるときは、
ごはんとふりかけのみで
2、3か月過ごしたり、
米がない時は五切れの食パンで
1日過ごしたりしていました。
そうやって残ったお金で
道具や作業着を買っていました。
それでも足りないので
休みの日は
たぁの実家の畑仕事を手伝いして
生活を補っていました。
たぁの家族が
夜ご飯もよく食べさせてくれました。
この話をすると、上辺だけで聞いて
修業させていただいた
会社の悪口を言っていると
勘違いされることが多かったので、
あまり話たことはありません。
理解されにくいかもしれないけど...、
もし、ただ辛いだけなら
大工は辞めていたと思います。
生活は厳しくても
大工仕事は楽しく、目標があったので
約6年間勤めました。
見習いのうちから
色々な仕事をやらせてもらえたこと、
大工仕事ではない仕事も
できるようになったので
修業させていただけたこと
本当にとても感謝しています。
これは悪い意味ではなく、良い意味で
ぬるま湯に浸からなかった
そのすべてが良い経験で
それがあったからこそ、
根となり今こうして
独立して仕事ができています。
もし、甥っ子に何か聞かれれば
仕事のアドバイスはします。
でも、手を貸すことは
絶対にしないです。
まずは3年頑張って
自分の力で
一人前になって欲しいです。
甥っ子と3人で
買い物帰りに寄ったドトール。
期間限定の
プレミアムローストコーヒー桜
桜の香りがする
飲みやすいコーヒーでした。
美味しくて買っちゃいました。
エチオピアが好きな人には
おすすめです。
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