坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士®︎のたぁです。
「大きくなったら大工さんになる」
大工の卵、甥っ子が
幼い時から言っていたこと。
今ようやくスタートラインに
立てたかなー、くらいのところ。
ここから長い長い修業の始まりです。
スタートラインに立つまで
とにかく自分たちは、ただただ
楽しんでものづくりをする背中を
見せてきたつもりです。
大きくなるにつれて
よく仕事の話をしました。
そんな中で甥っ子が
どう感じたのかはわかりませんが
紆余曲折ありながらも
職人の道を自分で選んで
立とうとしています。
今の甥っ子は、
年相応のきらきらしたものと
危うさや脆さの両方を
持ち合わせながらいます。
ふり返ると、自分たちにも
そんな時があったわけで
とても感慨深いです。
拓磨呂は親元を離れて
何の後ろ盾もなく、ここ十勝で奮闘し
たぁは、というと
今思えば、心配しながらも
わかる感じでの応援の仕方ではなく
両親がそっと見守ってくれ
奔放に育てくれていたのでしょう。
職人になるには逆境ばかりで
未熟な自分に悔しい毎日。
その中で時々得られる喜びが
立っていられる糧になりました。
ずっとずっとかわいがってきた
甥っ子が同じ道を選ぶと決めた時、
それはもう誇らしく嬉しかったけど
過程がわかるだけに
同時に心配になりました。笑
でも、やってあげられることは
何もありません。
自分のこころとあたまとからだで
進むしかないのだから。
あるとすれば
楽しさや喜び、悔しさや苦労は
共感できるとか、
やはりただ背中を見せるだけです。
甥っ子へ。
選んだ道は
すごく楽しくてすごく険しい道だよ。
でも、慢心せずまっすぐ正直にいれば
何とかなる。
職人の道、ものづくりは
てくてく歩いていって
時を経て上手になれば
いつかきっと楽になる日がくるって
思ってたけど全然違ったよ。
楽になる日なんてこないもんで
ずーっと勉強。
ずーっと、自分に悔しかったりする。
たぁたもたっくんもおんなじだ。
そんなもんだから。笑
たぁたの目標は、
「一人前になったら
いつか一緒に家を建てること」だよ。
待ってる、ガンバれ。
甥っ子は
これを読んでいないと
わかっているから書きました。
みなさん、内緒ですよ。笑
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