今だけじゃないんだ

坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士®︎のたぁです。

ここのところは毎日毎日、
ざわつくようなニュースばかりです。
こういう時こそ
なるべく心を平らく保ちたいところ。

さて、お家の話を。

Project  ATKで手掛けた住宅は、
平家専門の建築屋さんなのですか?
と尋ねられるくらい平家が多めです。
これは、偶然といえば偶然です。

プランに取り掛かる前に
お客様とお話しするなかで
土地との兼ね合い、子育て方針
将来(老後)のことを考慮して
予算が合えば平家を選択する方が
多かったということです。

長年暮らしたお家では、
子どもが巣立ったあとは
子供部屋があった2階は
ほぼ使わなくなった。
ただの物置になっている。
2階に物干しスペースを設けたので
歳を取ってから登り下りが大変。
など、少々をネガティヴなことを
よく耳にします。

おそらくその時々で
メリットがあったと思うので
善し悪しの判断は難しいところです。

ただ、今こうして自分たちは
プロとして発するならば
簡単に判断してサクッと提案するより
たくさんの可能性をお話しします。
家を建てる、
「今」のことだけでなく
長い長い「先」のことを想像して。

今の住宅は性能が随分高いので
繋いでいけるものです。
ここも、バランスが重要となりますが
「個」も大切に、
更にまだ見えない人を思ったり。
というのも、長く暮らす間には
家族が増えることも。
例えば子どもたちのパートナーや
孫だったり。
逆に減ることだってあります。

話を少し戻します。
みなさん、快適な暮らしを求めます。
平家なら、
若くたって歳を取っていたって
当たり前に無駄無く
その階層で日々の暮らしの動線が
完結できます。

確かに建築のコストはかかります。
土地も
ある程度の広さが必要になります。

プランの仕方ひとつ
こちら側の感性と知識次第で
より快適な暮らしを提案できるはず、
と思ってあれこれ考えぬく。
そして、いっしょに考えていく。

何というか、良いのか悪いのか
自分たちは簡単に良いことだけを
言うのが苦手です。何でも。笑

家づくりは
「今」だけではありません。
もっともっと「先」を見て
メリット・デメリットを
判断する目が大切です。

今日言われて嬉しかったこと。
「住みやすい家だよ」
一瞬鼻が伸びました。笑
でもすぐ折って引き締めました。
慢心は敵です。

Project ATK

北海道/十勝/芽室 建築士2名がじっくり手掛ける 唯一無二の住まいづくり

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