坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
たぁです。
代表 拓のご両親は
青森県むつ市で
工務店を営んでいます。
全く同じ職業ですが、
遠く離れているため
一緒に働いたことはありません。
2012年、
和室の納め方を
教えにきていただきました。
十勝では和室がある家は珍しく
どうしても学ぶこと自体が難しい。
基本を身につけたくて
お願いしたところ、
快く引き受けてくれて
はるばる青森から来てくれました。
和室の材料は
ひとつひとつが高価なものばかり。
失敗すると大変なことになります。
教わることはたくさんありました。
基準寸法や材料の扱い方、
鑿(のみ)や鋸(のこ)を使った
細かな加工の仕方。
書ききれないくらいです。
技は見て盗むもの。
ですが、
お義父様は惜しまず、包み隠さず
すべて説明しながら
時々やって見せてくれながら
教えてくれました。
お義父様が鑿や鋸を使う時は
あらゆる角度から観察しました。
やはり技は一流。
到底、
自分たちが及ぶものではありません。
取りこぼすこと無く吸収したくて
必死に食らいついていく中でも
心の中は
初めて向き合う和室の造作と
初めてお義父様に仕事を教わる
ワクワク感がありました。
お義母様も
手伝ってくれたり、
見守ってくれたり
時には陽気に励ましてくれて。
とても褒め上手な方なのです。
休憩中も
たくさん仕事の話をしました。
朝ごはんと夜ご飯は
お義母様が作ってくれて、
それがまた美味しく。
寝る寸前まで話し尽くす毎日。
初の親子競演。
同じ現場にいること自体が
感慨深くて楽しくて
背筋が伸びるような時間を
過ごしました。
拓のご両親の目には
どんな風に映っていたのでしょうか。
きっと
まだまだ「鼻垂れ小僧だなぁ」と
思っていたでしょう。
一生を持っても敵わないと思います。
同じ職業だからこそ
経験できた日々でした。
感謝しきれません。
すべての和室造作を終えて
写真を撮った際、お義父様は
一緒に写ってくれませんでした。笑
完成した和室。
教えていただいたこと
一緒につくったこと
かけがえのない一生の思い出です。
やはり
気持ちもかたちに残るのです。
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