中身の話「アンカーボルト」

坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
たぁです。

今日も
Project ATKの家づくりの
中身の部分(施工の仕方)を
公開していきます。

今回はアンカーボルトのお話です。
アンカーボルトとは
基礎と土台を緊結するために
コンクリートに埋め込んで使用する
ボルトです。

Project ATKでは
アンカーボルトの間隔は
約1m〜1.5m以内に配置しています。
35坪の平屋の基礎で
約160本程使用します。

一般的には
型枠にコンクリートを流し込んだ後、
固まり始める前にアンカーボルトを
埋めていく事が多く、
田植え作業に似ているので
田植え式といいます。

さて、ここからが
Project ATKのひと手間。
コンクリートを流し込む前に前もって
アンカーボルトを設置します。
事前固定式です。

コンクリートとアンカーボルトを
より強く付着させる事が狙いです。
そして、的確な位置に真っ直ぐに
設置する事が可能です。

この工程は基礎屋さんの
協力無しにはできません。
自分たちも
基礎屋さんに投げっぱなしにせずに
位置出し、埋め込み深さの指定など
確認、確認の繰り返し。


重要なところだからこそ
前もって設置する事で
焦らずじっくりと
何度も確認する事ができるのも
大きなメリットになっています。

仕事はどんな時だって
間違いは許されない、
慢心は「敵」ですが

土台を敷いた時
「アンカーボルト、完璧!」と
ほんの一瞬だけ自慢したくなるような
そんな細かな仕事です。笑

アンカーボルトは
田植え式だろうと、先付けだろうと
コンクリートが打設されて
基礎が出来てしまえば
同じに見えるでしょう。
しかし、中身は絶対に違うもの。
「ひと手間」とは大きなものです。

ただ、
自分たちだけが
いくらストイックにやっても
良い家はできません。
「こうしたい!」という
自分たちの思いに乗ってくれて
お互いに更に上を目指していける
ものづくりをするような
協力業者さんが揃っているからこそ
できるのです。
いつも、この環境に感謝しています。

そして
Project ATKの家づくりで
見えないけど当たり前の
「ひと手間」を
感じていただけたら幸いです。


Project ATK

北海道/十勝/芽室 建築士2名がじっくり手掛ける 唯一無二の住まいづくり

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