今日は、大工道具のご紹介。
大工さんが1番使う道具、
「玄翁」 げんのう
技術専門学院を卒業して
修業をはじめた直後くらいに
買いました。
北海道では、このかたち
「舟屋玄翁」が多く使われています。
兼定刃物本舗の玄翁で
ステンレスの450g。
残念ながら
もう生産されていない様です。
柄は、
つかう人の好みよって
材質、長さや太さが違っていて
折れたり、悪くなると取り替えます。
ちなみに、樫の木で
短い方が拓磨、長い方が私。
大工の孝子という意味で
「大孝」と書いています。笑
大工は道具を大事にする。
いくらいい道具を持っても、
その道具に失礼な扱いをすれば
仕事に気持ちが表れるもの。
いいものづくりなんてできません。
なくてはならないものだからこそ
敬意を持って雑には扱わず、
大事に大事に手入れをしながら
長く付き合っていくのです。
もし、
建築現場を見学する機会があったら
どんな風に道具と接しているか
観察してみてください。
何かしら感じ取れるはずです。
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