今日は大工への道のりの話を。
高等技専時代から、「大工は無理だ、諦めろ」と言われていました。
確かに今でもわからなくもない。完全に男社会。力が敵うわけも無く、おまけに身長149.5cm。更には不器用。長所が見当たらないのですから。
自分の気持ちは、というと
周りと比べる価値すらないのに、とにかく「負けたくなかった」。それだけです。
その相手とは「自分自身」です。今も変わっていません。逆境でしかないことでも、限界を自分で決めたら終わりです。頭の中は誰に侵されるものでもなく比べられるものでもない。乗り越えられない壁は、結局自分自身で作っているだけのことかもしれません。否定され続けたって、思い続けた先に今こうしてやれています。
「女性なのに大工ってすごい」
聞き飽きた言葉です。
驚かれたって自分にしたら辿ってきたらこうなってただけのことで普通なのです。随分ととがっている自分をぬくぬくと温かく育てていただきましたし。笑
いつだって逆境を楽しむくらいの気持ちで。
「がんばることは自分への愛」
高校の恩師の言葉。
ずっと大事にしています。
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