「家の相談乗ってくれる?」そんな軽いタッチから始まった。
まさか自分たちに依頼されるなんて夢にも思っておらず。今考えたってものすごい勇気あるご夫婦だ。だって、Project ATKは何の実績も無いピカピカの1年生、30歳の若僧だ。
家づくりを託してくれたことにとにかく衝撃を受けた。
思い出はあり過ぎて長くなりそうなので...だいぶ端折ろう。
夜ごはんをご馳走になりながらあれこれプランを考えて気付けば、お酒飲んで寝ているご夫婦。集中し過ぎて深夜になってた事も。
プレッシャーよりも常にワクワクしながらものづくり出来る環境がただただ嬉しく毎日鼻の下が伸びて伸びきっていたと思う。
判断基準は自分達だけ。いいと思う事をとことんやりきる。のびのびと自由にやらせてもらえて全部が胸に刻まれていく感覚。どの家が一番とは言い切れないけど、この住宅を建てたからこそ今の自分たちがあるんだと思う。感謝しきれない。
今でもつながる住宅に集まって、わいわい美味しいご飯を食べてたくさん話をして...。
この仕事を選んで良かったと思う。
脱衣室、洗濯スペース、ウォークインクローゼット、寝室がつながっている。
居間、予備室をつなげて使うことがる。
いつだって様々な縁がつながれる。
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