大胆より丁寧に

坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士®︎のたぁです。

天気が良くて暑いくらい。
こんな日には
スーパーカブで走れば気持ち良さげ。
今年はまだ1度も乗れていません。
優しい兄(ハーレー乗り)からも
そろそろどうだ?
的な誘いがありましたが、
果たして
行ける日は来るのでしょうか?笑

さて昨日の改修工事ネタに付随して
思うことを書いていこうかと。

単純に「家づくり」といっても
新築工事に限らず
改修工事もあります。

大工目線で考えると
改修工事の方が難易度は遥かに高い。
帳尻合わせなんて考えなくて
決まったものを0からつくりあげる
新築の方が断然簡単です。

改修工事は
特に外から見えない構造を考え
開けてみて臨機応変に対応して
納めなくてはいけません。
如何に綺麗に復旧するか
適切に解体する範囲も決めます。

壊し方は、それこそ適切に。
テレビでよく見る
「○フォー○フター」の様な
解体の仕方、あれはテレビ的演出。笑

あんな大胆なやり方では
見応えはあっても後始末が大変です。
なんというか
もっと綺麗に丁寧に
後始末が楽な様に解体していきます。
結局、
考えながら丁寧な方がいいのです。

大工さんも十人十色。
下手くそな人は、後先考えずにやって
一見早いようで
結局片付けに時間がかかる、
みたいな。
そういうのは、やりづらいですね。

そして、世の中には
改修工事ができない大工さんも
いたりして。
そこら辺は
知識と経験値、そして技術の問題。
新築ばかりではなかなか身に付かず、
構造を考えたり
図面を読み込む力が必要です。

そういった意味でも
自分たちは一般的な大工より
ちょっと遠回りしたけれど、
学校で学んだことも
修業先で
手の込んだ新築工事も改修工事も
経験させてもらったことも
非常に身になっています。

なんてことを現場で思いながら
仕事をしていました。

できれば新築ばかり
きれいな仕事ばかり
やれたら良いですが、
改修工事の需要もあるので
まずは
両方やれる方で良かったと。笑

Project ATK

北海道/十勝/芽室 建築士2名がじっくり手掛ける 唯一無二の住まいづくり

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