外壁もメンテナンスを

坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士たぁです。

いつも家の中のメンテナンスについて書いていたので
今日は外壁についてのお話を。

外壁を見て暮らすことはないので
気にならないのか、メンテナンスを
怠りがちになってしまっているお家をよく見かけます。
外壁こそ、
紫外線や風雨に晒されるような
過酷な状況下にあり、
構造にも直結する大事な部位です。

外壁の種類といえば、一般的には
窯業系サイディング、モルタル、
木板張り、乾式タイル張り
そして、ガルバリウム鋼板張りなど
様々あります。

金額はバラバラで、
安価であればメンテナンスにかかると
考えればいいかもしれません。

例えば、
よく見かける窯業系サイディング。
種類や色が豊富、施工も楽で早いので
多く使われています。
ただ意外にもメンテナンスの時期が
早いのは知っていますか?
まずは、水の侵入を防ぐために
継ぎ目に打つコーキングは
7年程で劣化すると言われています。
サイディング自体は
10年程で表面が劣化していれば
塗装が必要になります。

さて、みなさんのおうちでは
チェックをしてメンテナンスが
てきているでしょうか?

住宅ローンを払いながら
メンテナンス費用を算出するのは
なかなか厳しいですよね。
怠ればお家は悪くなるので
難しいところです。

Project  ATKで採用している外壁は
ガルバリウム鋼板張りです。
ガルバリウムというのは
アルミを多く含んだ金属でそれを
加工したものを張ります。
板金屋さん(屋根を張る職人さん)が
施工します。
窓まわりや水切り部は
見えないところでコーキング処理を
施しているので劣化しにくく、
ガルバリウム鋼板自体も
劣化しにくい材料です。
また、着色していない「素地」
であれば色あせもほぼありません。

今日使ってるいる写真は
2009年完成の住宅です。
年に2回ずつチェックしていますが、
内側からの錆もなく(通気されている)
変化はほぼありません。
参考までに。

それでも、必ずチェックは必要なので
一切メンテナンスが要らない
といえば嘘になりますが、
サイディングの様に
10年も経てばメンテナンス必須という
ことにはならないでしょう。
ただサイディングに比べて
施工時に手間もかかるので高価です。

先にも書いた通り
ローンを払いながら
メンテナンスをしていくのは大変、
だから先に投資するイメージです。

新築の提案するときには
この様なお話を
とにかく細かく説明しています。

外壁はお家の顔でもあるので
好き嫌いはわかれますが、
ガルバリウム鋼板張りが良いから
といって頼みに来てくれた方も
いらっしゃいました。

何の材料を選ぶか?
すべてに理由があります。


Twitterフォローお願いします。

Project ATK

北海道/十勝/芽室 建築士2名がじっくり手掛ける 唯一無二の住まいづくり

0コメント

  • 1000 / 1000