坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士のたぁです。
なんのこと???
と思ってしまいそうな題名。
今日は、
キッチンについてのお話です。
料理ができないくせに...、と
思われた方。 確かに。笑
しかしながら、できないことで逆に
俯瞰的に考察してみます。
キッチンは、大まかにいうと
リビングやダイニングに対して
「独立型」と「対面型」に
分けられます。
どちらを選択するかは
家事をする人やその家族の
暮らし方や好みによって異なります。
今までプランした住宅では
「対面型」7:「独立型」3
といったところです。
「対面型」は
子育て世代の方が
子どもの様子を伺いながら
家事ができる、
作った料理をさっと食卓に出せる、
来客時には顔を見ながらお茶を出せる
などなど、
オープンならではの
メリットがあります。
「独立型」は
壁面があるため収納量が増える、
料理中の音が
リビングやダイニングに響き難い、
生活感が見えづらい
などなど、
独立しているからこその
メリットがあります。
それぞれのデメリットは
単純にひっくり返してみると、
「対面型」は
オープンにすることで
天袋を設けない場合は
収納量は減ります。
家電や、雑多なものなど
見せたくないものが
見えてしまったり。
壁がないので料理する際の汚れが
例えば、
ダイニング床まで汚れることも。
蛇口の音や匂いがきになったり。
「独立型」は
開放感はありません。
対面型より床面積を使う場合がある。
料理を運んだり、食器を片付ける
家事動線がながくなる。
子どもや家族、
来客の気配を感じ難い。
といったところでしょうか。
ただ、プランの仕方次第で
メリットをより大きくし、
デメリットをなるべく小さく
できると思っています。
単純にプランだけにとどまらず、
カウンター高さひとつ
カップボードの配列ひとつ
とってみても、とても重要です。
あとは、
これはメンテナンスをまわっていて
思うことですが、
建てる前に話していた注意点は
暮らしの中でそれぞれ工夫していて
よくカバーされているのが
わかります。
なんでも
ただ〜やっている...では、
きれいに保つこと、丁寧な暮らしには
繋がりません。
ちなみに、わが家は
収納力や手入れのこと、
何より
だらしなさを見せたくなかったので
「独立型」を選択しました。
料理が下手にも程があるので
いつも決まって
お店広げ過ぎ状態になっていますが、
たとえ見えなくても、
常に整理整頓が身につきました。
どちらをとっても一長一短。
今回はキッチンのお話ですが、
誰かの家(プラン)が
あなたの家(プラン)には
当てはまりません。
家づくりは、十人十色でしかも深い。
簡単じゃないからこそ面白いのです。
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