「おう!拓磨。なんだお前、汚い顔して!」
もはや笑うしかない。
変わらない言葉とその声の主は、元帯広高等技専建築科の科長。Project ATK2人共の大工の道での一番最初の師匠です。
恩師の顔が見たくなったので近況報告を兼ねて札幌まで会いに行ってきました。
高等技専時代。
専門学校卒の自分達は素直じゃなくて変に負けん気が強くて不器用で、おまけに2日酔いの日は無断欠席するし...。
それはそれは、出来のいいかわいい教え子だったと思います。
日々言われていたのがこちら。
「お前は小さいくせに態度だけデカいな!」
その通り、すみません。笑
先生の言う事聞かないですから、それは厳しくされるの当然で。しかしながら、こちらも本気だから技術のことは忠実に聞く。ビシバシと叩き込んでくれたこと、感謝しています。耐性ができて、社会に出て本格的に修業が始まっても、あまり辛いと思わないで済みました。
関係性はいつまで経っても変わらず頭は上がりません。今になって大切に育ててくれたこと、そして今も見守ってくれていることを感じます。
「好きな格好、髪型、ヒゲを生やすことは、一人前になってからだ」
これも忠実に守ったこと。
また会いにきます。
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