大安、Y様邸 引き渡しの日

本日、大安。

昨年12月からプランニングを始め
4月から着工していた
Y様邸
無事引き渡しすることができました。
平屋建て。
外壁はガルバリウム鋼板張り。
「アイアンシルバー」色。




構造的にも重要な
180角の大黒柱3本は
家族3人をイメージし
キッチンの程よい目隠しにもなっています。



「パナソニック」Lクラスキッチン。
黒い天板にブラックオークの扉は
引き締まった印象を与えます。



Y様こだわりの薪ストーブは
オーストラリア製
「ピキャン」のベイカーズビッグオーブン。



引渡しの時には

緊張、充実感、達成感、寂しさ...
様々な感情が入り混じります。


「誰のでも良いから家を建てたい」ではなく
「この人達の家を建てたい」

という思いが強くなるような
魅力あるお施主さんでした。


たくさん話していく中で
家づくりとは全然関係ないところで
共感出来る部分や
仕事に対する熱い思いや人柄に
何だかこちらが興味を持った
というか...。

不思議なもので、
今まで出会えたお客様もそうだった気がします。

至らないところも多々ありましたが
本当に本当に楽しく仕事が出来ました。


プランで悩んでいる時、

「大きさにとらわれないで、
    自由に思うように描いてみて」

と言われたひと言で
晴れた様に自分でも満足するプランが出来たこと。

そして、それを見て

「すごーい!賞獲れるよ」

と冗談で褒めてくれたこと。


骨組みを興味深く見てくれたこと。

気持ちのこもった野菜をたくさんくれたこと。

優しい料理を
何度も差し入れしてくれたこと。

何より、自由に真っ直ぐに
ものづくりに向き合わせてくれたこと。


感謝しきれません。


鍵を渡して
約1年間に渡った家づくりは終了しましたが、
ここからまた家と共にお付き合いがスタートです。

早く暮らしているところが見たいです。


そして
また良い出会いができて
良いものづくりができますように。


最後はお施主さんとがっちり握手。


お施主さんが結婚15年以来大事にしている
幸せの木。新たな場所で育っていきます。



現場で最後の差し入れ、
サンドウィッチ。
感慨深く泣きそうになりながら食べました。笑


今日も良き日。

これから久々に気の合う友人と
飲みに行くことにします。


Project ATK

北海道/十勝/芽室 建築士2名がじっくり手掛ける 唯一無二の住まいづくり

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