坂本龍馬と友達になりたいぜよ!
家建士®︎(いえたてし)のたぁです。
全集中!笑
朝一番に鑿(のみ)研ぎをしました。
現場には、
切れない刃物は持っていけません。
これは最低限の礼儀であり姿勢です。
自分たちは、
使い捨ての鑿は一切使っておらず、
おそらく今後も使う気はないので
切れなくなれば自分で研いで
大事に手入れをしながら
使っています。
砥石は粒度を分けて4種類。
・荒砥石 #400
よっぽど刃がこぼれた時に使います。
・中砥石 #1000
通常であればこれから。
・仕上げ砥石 #6000
・超仕上げ砥石 #10000
砥石はものすごく大事にしています。
特に超仕上げ砥石は
両親が技専の卒業祝いにくれたもので
とても思い入れがあります。
まず中砥石から。
研ぎの角度は一定にして力を込めて
ひと息で研ぐことを繰り返します。
ここで形がつくられます。
丸っ刃や斜め刃になったら最悪。
慎重に丁寧にです。
次は仕上げ砥石。
水の加減は大事です。
刃と砥石がくっ付く感覚が
手に伝わってこそ
刃が真っ直ぐな証拠。
そして、音も大事です。
力は入れません。
鏡面になります。
最後に、超仕上げ砥石。
ほとんど力を入れず優しくです。
くっ付く感覚と音を大事に
仕上げていきます。
きれいな鏡面になります。
今回は、
よく現場で使っている
ハイス鋼の8分鑿を2本研ぎました。
このこの鑿とは
もう20年以上の付き合いです。
集中して何も考えず無になれる
刃物を研いでいる時間が好きです。
準備万端です。
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